大好きな自動車のエンジン部分の「製造」と「加工」に関わる

もともと自動車が好きで、なかでもメカニズム、特に内燃機関に関心を持っていました。その思いが高じて、大学では工学部で機械工学を専攻。内燃機関工学研究室に所属し、エンジン性能の向上やディーゼルおよびガソリンエンジンの低燃費・低公害・耐久性向上などの研究に打ち込みました。多岐にわたる分野を研究するにつれ、製造や加工法にも関心を抱くようになり、就職活動を通して産業用のエンジン部分を担う高精度な鋳物を製造している当社の業務内容を知りました。大好きな自動車のエンジン部分の製造、そして研究によって関心を深めた加工の両方に携わることができるのは、私にとって願ってもない大きな魅力。それが入社に至った理由です。現在は、良い鋳造の製品を造るためCADを活用して方案図を設計したり、不良品が出た場合の対策を練る業務に取り組んでいます。図面や鋳物を造る際に使用する金型の検査、修正なども担当しています。大学で学んだこととの直接的なつながりは必ずしも大きいとは言えませんが、図面を読む力や論理的に筋道を考える力は業務に活かされていると感じています。

量産化に向けて新方案で実験を行った仕事が印象に

自分で設計したものが生産ラインを通過し、良い製品としてカタチになったときが最もやりがいを感じる瞬間です。図面上で描かれたものが実際に製品として生まれる瞬間は、この仕事の醍醐味だと思います。また、製造前に不良対策を行い、自分が想定していた通りの結果が出た際にも「トライして良かった!」と思えます。まだ経験は浅いですが、印象に残る仕事は少なくありません。その一つが、現行型の不良率を改善するため、量産化に向けて新方案で実験を行った仕事。鋳造では内部が空洞の形状のものを中子(なかご)と呼ばれる砂型を用いて製造しますが、新方案では水路中子の特定箇所に焼付きが発生したため、その対策に苦労しました。しかし、こうした対策や実験を通じて私自身の知識も増え、これまで以上に仕事の幅も増えたと感じています。私たちが取り組んでいる鋳造において、使用する模型工事の際には、さまざまな要素が絡み合っています。ほんの些細なミスでも再工事が発生し、無駄な時間や労力が発生してしまうので、事前によく考えて行動することを常に心がけています。その上で、より良い製品や製造プロセスを生み出せるよう成長していくことが今後の目標です。

1日の業務の流れ

AM 8:00 ミーティング

現在の方案設計や改良・設計変更の進捗について打合せ。

AM 8:10 再検査

前日に出た不良品を確認・検査し方案設計や改善対策に活用。

AM 10:10 資料作成

模型方案の設計および改良に関する試作結果をまとめる。

AM 11:15 現場作業

中子組み付けラインに入り作業。精度面のチェックもしっかりと。

PM 12:40 模型修理

作業中に破損・消耗した方案の模型を修理。

PM 3:10 図面作成

担当する鋳造方案の設計や設計変更にかかる図面をCADで作成。

PM 5:00 退勤